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商標権侵害の回避と否定の理論と実務 「商標の変更」と「商標の類似」 ~どこまで商標を変更すれば侵害にならないか~

日時
2023年3月9日、10日 各日 13:30~16:30
講師
青木 博通
会場

WEB配信

主催
大阪発明協会
外部URL
http://www.jiiiosaka.jp/TMshingaikaihi2022.pdf
業務分野
意匠 商標

講演概要

◆商品の販売前、販売後に類似する登録商標、周知・著名商標が発見された場合、どのように対応するかは 企業の悩みどころとなっています。

◆このような場面に直面した場合、法律上・実務上、どのような対応策がとれるのか、「商標の変更」の方法論を中心に、どのように商標を変更すれば侵害になり、または、侵害にならないかについて、①黒、②白、③灰色に 分けて、最新の裁判例に基づき解説します。

◆具体的には、語頭、中間、語尾に別の語を付加する場合、別の漢字にする場合、図形を付加する場合、日本語を英語にする場合、商号商標とする場合、文字を足す場合と引く場合等の30以上のバリエーションに分けて、裁判例に基づき解説します。例えば、Apple社は、「CORE ML」とすることで、「CORE」と非類似(足す場合)であるとの判決、ワールド社は、「WORLD」とすることで、「WORLD/ONE」と非類似(引く場合)であるとの判決を勝ち取っています。

◆また、どのように商標を変更すれば、識別性の要件をクリアーできるかについても解説します。

◆最後に、商標権侵害を否定する方法として、商標の非類似、商品・役務の非類似、商標法26条(商標 権の効力の制限)、商標的使用理論(商標法26条との役割分担)、権利濫用、準用特許法104条 の3、並行輸入、先使用権、商標の剥離抹消・変更の概要と裁判例を紹介します。

◆本講座を通じて、「商標調査」の際の商標の類否判断の「キレ」も身に着けることができます。

Ⅰ 商標を変更した会社

Ⅱ 商標の変更と商標の類似(成功例と失敗例)
・30以上のバリエーションを、白、黒、灰色に分けて解説

Ⅲ 商標の変更と商標の識別性(成功例と失敗例)
・どのように商標を変更すれば識別性の要件をクリアーできるか

Ⅳ 商標の変更のタイミング

Ⅴ 商標権侵害を否定する方法
1.商標の非類似
2.商品・役務の非類似(リアルと仮想商品)
3.商標的使用論(商標法26条との関係)
4.商標法26条
5.権利濫用・準用特許法104条の3
6.厳しくなる並行輸入(商標機能論)
7.先使用権
8.部品と完成品の関係
9.商標の剥離抹消・変更

Ⅵ 米国における商標権侵害判断基準の日本上陸

Ⅶ 内装の意匠、位置商標、立体商標による店舗デザインの保護

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