人工知能(AI)関連技術に関する特許の権利行使
業務分野:特許
カテゴリー:法令
| 著者など | 岡本 義則 |
|---|---|
| 業務分野 | 特許 |
| 出版日 | 2022年2月24日 |
| 掲載誌・出版物 | 特許ニュース No. 15600 |
| 出版社 | 一般財団法人 経済産業調査会 |
概要
近年、人工知能(AI)の技術の発展により、AI関連技術に関する特許への関心が高まっており、多くの特許出願がなされている。
特許庁は、AI関連技術に係る特許出願について、特許・実用新案審査基準を適用したときの運用の例示を充実させるため、特許・実用新案審査ハンドブックの附属書Aに事例を追加している。
AI関連技術に係る特許出願について追加された事例は、特許要件に関する問題についての検討の事例であるが、AI関連技術の特許については、権利行使の観点からの考察も必要と考えられる。
本稿では、特許庁により追加された事例に示されたAI関連技術に関する特許について、特許侵害訴訟における権利行使の観点から考察する。AI関連技術に関する特許については、権利行使の観点を考慮して、審査基準及びその運用の検討、さらには特許法の改正など、今後の議論をしていくことが望ましいと思われる。
(岡本義則「人工知能(AI)関連技術に関する特許の権利行使」特許ニュース 2月24日(木)号 No. 15600 pp.1-6 (2022)より抜粋)
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