人工知能(AI)の学習用データと限定提供データの保護
業務分野:特許
カテゴリー:法令
| 著者など | 岡本 義則 |
|---|---|
| 業務分野 | 特許 |
| 出版日 | 2018年6月27日 |
| 掲載誌・出版物 | 特許ニュース No. 14718 |
| 出版社 | 経済産業調査会 |
概要
近年、人工知能(AI)の技術の発展により、AIの応用が広がっている。これに伴って、AIの学習用データの重要性が増している。一方、不正競争防止法の改正案は、限定提供データの保護を定めている。限定提供データの保護は、一般的なデータの保護の制度としては画期的なものと考えられる。しかし、AIの学習用データについては広く共有することが望ましいデータがあり、限定提供データの保護の制度には、データの収集と共有に限界があると考えられる。本稿では、AIの学習用データについて限定提供データの保護の限界を検討し、AIの学習用データの保護に必要な制度について考察する。
(岡本義則「人工知能(AI)の学習用データと限定提供データの保護」特許ニュース No.14718 pp.12-13(2018)より抜粋)
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