インド: 日本インド特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラム(2019年11月21日施行)
地域:インド
業務分野:特許
カテゴリー:法令
インド特許意匠商標総局(IPO)は、同国として初めての特許審査ハイウェイ試行プログラムを日本特許庁(JPO)との間で開始し、受付は2019年12月5日から開始する。
1. 実施時期
2019年11月21日から3年間。
2. 申請可能件数
年間100件まで申請を受付ける。一出願人あたり年間10件のみとし(共同出願の場合も含む)、2020年3月31日以降再検討する。
3. 対象となる技術分野
電気、電子、コンピュータサイエンス、情報技術、物理、土木、機械、繊維、自動車、及び冶金。具体的なIPCは下記の手続ガイドラインを参照。
4. 申請要件
(1)インド出願とPPHの基礎となる日本出願とが、優先日または最先の出願日が同一である。
(2)JPOに最初の出願がなされたパテントファミリーに属するインド出願である。
(3)JPOが特許可能と判断した1つ以上のクレームを有するインド出願である。
(4)インド出願の全てのクレームが、JPOが特許可能と判断したクレームと十分に対応しているあるいは十分に対応するように補正されている。
(5)申請の対象となるインド出願は実体審査が開始されていない。
5. 早期審査請求料
インドでの審査請求がなされていない場合は60,000ルピー、審査請求が既になされている場合は40,000ルピーを支払わなくてはならない。
執筆者
特許部
外国特許情報委員会
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