EAPO: 10周年
地域:ユーラシア
業務分野:特許
カテゴリー:その他
ユーラシア特許機構は、旧ソ連を構成した 9カ国(アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン)の地域特許機構であり、2006年に 10周年を迎えた。
ユーラシア特許機構及びユーラシア特許庁(EAPO)の主なる仕事は、これら加盟国において、発明の法的保護を保証すること、特許権者の権利及び法的利益を維持し、激しい競争に面する加盟国の知財、科学、技術の革新及び能力を維持増大し、科学技術、貿易、経済、特許及びライセンシングにおいて、世界の他の国からの協力者と相互に有益な協力を進めること、国内及び世界の知的資源に基づいて加盟国の経済成長を推進することである。
EAPOへ提出された特許出願は、2005年に 2000件に達した。ユーラシア特許庁には、6000件を超える特許登録がされている。多くのユーラシア出願について、審査及び登録手続きは、1年以下である。
ユーラシア特許制度のその他の特徴は、広域的な保護制度と国家的な保護制度の有効な共存を可能にし、出願人及び各国特許庁に法的な情報及び経済的利点を提供し、域内の国における新規で広範囲な特許の機会を創造していることである。ユーラシア特許は、ロシア語のみで取得できる。
特許分野の他の法律情報
お電話でのお問合せ
03-3270-6641(代表)