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EAPO: 現状

ユーラシア特許機構は、旧ソ連を構成した 9カ国(アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン)の地域特許機構であり、1995年 12月に発効した。ユーラシア特許庁(EAPO)に受付られた特許出願は、方式審査及び特許性調査の後、優先日又は出願日から 18月経過後に公開され、審査請求期間が公開から6月である。出願が許可され公告されると、公告から 6月の特許異議申立て期間がある。

EAPOは、EPOの支援を得て設立され、基本的にEPOに類似するが、出身国の異なる 3人の審査官により実体審査がなされ、出願言語がロシア語であり、特許付与後に各国毎の登録、各国言語への翻訳を必要としない(年金は EAPOのみへ納付)点等が異なる。

EAPOへ提出された特許出願は、2007年に 2692件であり、その内、PCT経由が約 83%、EAPOが直接受付たものが約 8%、加盟国の特許庁を経由したものが約9%であった。

EAPOへ提出された特許出願は、2006年に 2293件であり、出願件数の多い国は、米国468(第 1位)、ドイツ321、ロシア186、日本85(第 9位)等である。

EAPOへの典型的な特許の費用は、6250ユーロであり、その内、出願から特許までの費用が 5200ユーロ(EAPO料金 2400ユーロ、弁理士費用 2800ユーロ)、3 - 7年の更新費用が 1050ユーロである。

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